GXと事業承継業務
税理士:鯨井規功
「GX経営」と「事業承継」のコラボレーションを考えたことはありますか。
現在、単純に「経営資産」を引き継いだとしても、
後継経営者は前途多難な状況におかれるのは明らかなのです。
しかし、この「脱炭素化時代」を絶好の機会として捉え、
「事業継承」を企業全体の「トランスフォーメーション」好機と捉えて
①優位性の構築(競争力)
②光熱費・燃料費の削減③知名度や人気度の向上
④従業員のモチベーションの向上・人材獲得力の向上⑤好条件の資金調達(ESG投資)
⑥補助金支援制度の活用
等に取り組むチャンスでもあるのです。
経営状況の分析とアドバイス業務
経営状況を5分類に分けて分析
① 経営戦略(哲学)
② ブランディング(PR戦略)
③ ES向上
④ 財務戦略(非財務も含む)
⑤ 経営資源活力
非財務情報に関する(SX)コンサルタント
企業の持続可能性、社会的責任、従業員の福利厚生や顧客関係などの
非財務的な側面を数値(非財務指標)で表現します。
それにより、投資家や株主、地域社会などのステークホルダーからの
評価と信頼が高まり、企業価値が向上するのです。
事例
●「リジェネラティブ農業」の導入により、バイオ炭を活用したCO2の地中内定着化と、その量の算出
● 社員向けES(従業員満足)研修と、その後の経営分析による「ES」の数値向上の確認
● グリーンガス導入による、スコープ2の削減
等々